糖尿病ケアチーム
世界糖尿病デーについて

世界糖尿病デーとは
現在、世界の糖尿病人口は5億3700万人に上っており、2045年には約7億8300万人に達すると試算されています※1。我が国においても、2019年の統計では「糖尿病が強く疑われる人」の割合は、男性19.7%、女性10.8%と、2009年以降もっとも高い数値となり※2、早急な対策が迫られています。このような状況を踏まえ、WHO(世界保健機関)とIDF(国際糖尿病連合)が11月14日を「世界糖尿病デー」に制定し、「ブルーサークル」をシンボルに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
我国でも、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が中心となって、各地で著名な建造物をブルーにライトアップして、街頭での啓発活動を実施しています。
当院におきましても、2017年より世界糖尿病デーに合わせてイベントを企画し、たくさんの方々にご参加いただいております。
今年は、11月17日(木)に、糖尿病専門医・栄養士・理学療法士による個別相談やInBody(体成分分析装置)による体組成分析、保健師によるフットケア、薬剤師と検査技師による血管年齢と血糖測定、クイズラリー、臨床心理士企画の糖尿病川柳など様々なイベントを企画しております( ポスターPDF)。
ぜひ皆さまもこれを機に世界糖尿病デーのイベントに参加して、ご自分やご家族、大切な人とともに、糖尿病について考え、予防にむけた一歩を踏み出していただければ幸いです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
- ※1 IDF Diabetes Atlas 第10版
- ※2 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)
2022年11月 | 世界糖尿病デー in YAOTOKU | 2022年11月17日(木) 14:00~16:00 八尾徳洲会総合病院(1階エントランスホールにて受付) |
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2021年11月 | 世界糖尿病デー in YAOTOKU | 11月8日(月)~11月12日(金) 14:00~16:00(個別相談受付:15:30まで) 八尾徳洲会総合病院(エントランスホールにて当日受付) |
2019年11月 | 世界糖尿病デー in YAOTOKU | 11月14日 14時~16時 当院1階 エントランスホール |

※感染対策をとりながら開催致します。
2022年度糖尿病教室スケジュール
2022年4月 | 糖尿病の基礎と最近の話題 | 医師 | 4/15(金) |
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糖尿病の食事療法~基礎編~ | 管理栄養士 | ||
2022年5月 | 新しい糖尿病の治療薬について | 薬剤師 | 5/20(金) |
運動療法の基本 | 理学療法士 | ||
2022年6月 | いびきは無呼吸の一歩手前 ~糖尿病との関連性~ | 臨床検査技師 | 6/17(金) |
糖尿病と健康寿命 | 保健師 | ||
2022年7月 | 糖尿病と感染症 | 医師 | 7/15(金) |
ストレスと糖尿病 | 臨床心理士 | ||
2022年9月 | 糖尿病の食事療法~応用編~ | 管理栄養士 | 9/16(金) |
運動療法 実践編~有酸素運動について~ | 理学療法士 | ||
2022年10月 | 糖尿病の薬について~注射編~ | 薬剤師 | 10/21(金) |
糖尿病とフットケア~いつまでも自分の足で歩くために~ | 保健師 | ||
2022年11月 | 災害への備え | 医師 | 11/18(金) |
糖尿病合併症について | 臨床検査技師 | ||
2022年12月 | ストレスと糖尿病 | 臨床心理士 | 12/16(金) |
運動療法 実践編~レジスタンス運動について~ | 理学療法士 | ||
2023年1月 | 糖尿病と歯周病 | 歯科医師 | 1/17(火) |
糖尿病と腎臓 | 医師 | ||
2023年3月 | 血糖値 測ってみよう、考えてみよう | 薬剤師 | 3/17(火) |
小児から成人を対象とした社会資源の活用法 | 医療ソーシャルワーカー |
糖尿病教室
糖尿病について、医師はじめ各医療スタッフが専門的な立場からお話しします。
- 時間: 前半 15:00~15:30 後半 15:30~16:00
- 場所: 3階 第1・2会議室
※予約不要・参加自由・参加費無料
ご不明点はお気軽にご相談ください。
八尾徳洲会総合病院 TEL:072-993-8501
患者さんのための糖尿病テキスト
糖尿病は発症すると、一生つきあっていかなければならない慢性疾患です。
また、糖尿病による慢性、急性合併症は寿命の短縮やQOLの低下に繋がるといわれていますが、血糖、血圧、脂質代謝を良好にコントロールすることで、これらの合併症の発症や進展を予防し、
健康な人と変わらない生活を送ることができます。
治療の基本となるのは、暮らしの中にある食事療法、運動療法、薬物療法であり、定期的な医療機関の通院に加え、患者さん自身の日々のセルフケアが大切になってきます。
糖尿病を正しく理解し、上手につきあっていただくための情報ツールとして、「患者さんのための糖尿病テキスト」をご活用下さい。
定期的に更新していきます。