じょくそう対策委員会
概要
当院は平成14年2月より褥瘡対策委員会を発足しています。医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・作業療法士・医事課で構成され、毎週1回の回診を行い、それぞれの専門的な知識や技術を出し合って効果的・効率的な褥瘡予防・治療を目指しています。
さらにきめ細かいケアを行うため、看護部各部署にリンクナースを配備しています。
院内勉強会や高機能エアマットレスの整備を行い、褥瘡の予防に努めるとともにドレッシング材やNPWT(陰圧閉鎖療法)などを駆使した保存的治療や皮弁手術も行っています。
また学会発表も積極的に行っています。
発表業績
2014年8月29日~30日|於:名古屋
第16回日本褥瘡学会学術集会
- 「褥瘡発生予防対策への取り組み」(発表 看護師 油谷裕子)
- 「点滴固定用テープにおける皮膚損傷の原因考察」(発表 看護師 井元英樹)
- 「DPC導入病院での褥瘡治療法単純化の試み」(発表 形成外科 綾部忍)
2013年7月19日~20日|於:神戸
第15回日本褥瘡学会総会
- 「リハビリテーション介入による褥瘡治療と今後の課題」(発表 作業療法士 西岡なつみ)
- 「ポジショニングの現場指導」(発表 看護士 高橋章恵)
- 「チーム介入により改善した長期褥瘡患者の1症例」(発表 看護師 油谷裕子)
2012年9月1日~2日|於:横浜
第14回日本褥瘡学会総会
- 「褥瘡改善に対する除圧機能付きエアクッションの効果」(発表 作業療法士 福井由香里)
- 「当院での褥瘡回診患者におけるNST介入の現状」(発表 薬剤師 山本倫数)
- 「当病棟における終末期患者の褥瘡ケアに関する一考察」(発表者 看護師 松浪美幸)
- 「病棟スタッフへのポジショニングの意識づけ」(発表 看護師 川辺瑞穂)
- 「DESIGN-Rの勉強会による看護師の意識改革」(発表 看護師 油谷裕子)
- 「急激に悪化した褥瘡の原因考察―ずれ力の測定を行って―」(発表 看護師 井元英樹)
- 「虚血を伴う踵部褥瘡・骨髄炎を救肢しえた1例」(発表 形成外科 綾部忍)
2011年8月26日~27日|於:博多
第13回日本褥瘡学会総会
- 「半腹臥位療法適用症例における効果と考察」(発表 形成外科 吉本聖)
- 「ペースト食の注入により消化器症状および褥瘡の改善が見られた一例」(発表 栄養科 丹波春菜)
- 「褥瘡感染における抗生物質の使用状況」(発表 薬局 前田晃佑)
- 「陰圧閉鎖療法における医療費の検討」(発表 薬局 長田智恵)
- 「褥瘡改善に向けた腹臥位療法の実践」(発表 リハビリ 福井由香里)
- 「体圧分散寝具の適正な使用―直達牽引施行患者へのエアマットの使用―」(発表 看護部 高橋章恵)
2010年8月20日~21日|於:幕張
第12回日本褥瘡学会学術集会
- 「半腹臥位療法と手術療法を併用した仙骨部褥瘡患者の治療経験」(発表 形成外科 吉本聖)
- 「重度褥瘡患者に対し半腹臥位療法を用いた1症例」(発表 作業療法士 福井由香里)
- 「踵部の褥瘡対策」(発表 看護師 松本静香)
- 「Perforated Transparent Filmによる治療 ~仙骨部褥瘡と下痢」(発表 薬剤師 山本倫数)
- 「褥瘡回診への参加を目指して ―看護師によるDESIGN評価の実践―」(発表 看護師 高橋章恵)
- 「重度褥瘡を有する糖尿病患者への栄養管理が困難であった1例」(発表 栄養科 佐藤友亮)
2009年9月4日~5日|於:大阪
第11回日本褥瘡学会学術集会
- 「褥瘡対策チームにより重度褥瘡の改善を試みた1例」(発表 栄養科 佐藤友亮)
2008年8月29日~30日|於:神戸
第10回日本褥瘡学会学術集会
- 「DPC導入病院でのPerforated Transparent Filmの有用性」(発表 形成外科 綾部忍))
- 「穴開きフィルムによる褥瘡治療」(発表 薬剤部 南野智志)
スタッフ
所属等 | 氏 名 | 備 考 | |
委員長 | 形成外科部長 | 綾部 忍 | 専任医師 |
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事務局長 | 理学療法士 | 安井 友里 | |
書記 | 薬剤師 | 山本 倫数 | |
委員 | 形成外科医師 | 姜 成樹 | 専任医師 |
形成外科医師 | 延山 文美 | 専任医師 | |
形成外科医師 | 阿古目 健志 | 専任医師 | |
看護師長 | 柴山 智賀子 | 専任看護師 | |
看護副主任 | 安井 由佳 | 専任看護師 | |
看護副主任 | 乾 恵美 | 専任看護師 | |
管理栄養士 | 古澤 千波 | ||
管理栄養士 | 岸本 真悠 | ||
薬剤師 | 森田 幸男 | ||
薬剤師 | 山田 直輝 | ||
医事課 | 川上 祐理 | ||
医事課 | 柏山 文成 |