072-993-8501(代表)

〒581-0011
大阪府八尾市若草町1番17号

■午前診8:00~12:00/ 診察9:00~

■午後診診療科により異なります(外来予定表参照)

■夕 診16:30~19:00/ 診察 17:00~

2026年9月22日(火)・23日(水)は祝日ですが、一部診療致します。

 072-993-8501(代表) 〒581-0011 大阪府八尾市若草町1番17号
■午前診8:00~12:00( 診察 9:00~
■午後診診療科により異なります(外来予定表参照)
■夕 診16:30~19:00( 診察 17:00~■2026年5月5日(火)・2026年5月6日(水)は祝日ですが、一部診療致します

診療科・部門紹介

心臓血管外科

担当医のご紹介

薦岡 成年
副院長/心臓血管センター長
薦岡 成年 (こもおか まさとし)
専門分野
心臓血管外科全般
資格・専門医
  • 日本外科学会専門医
  • 心臓血管外科専門医認定機構
  • 心臓血管外科専門医・ 修練指導医
  • 胸部大動脈ステントグラフト指導医
  • 腹部大動脈ステントグラフト指導医
  • 日本循環器学会専門医
  • 日本脈管学会脈管専門医
  • 日本血管外科学会認定血管内治療医
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)指導医
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本心臓血管外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本血管外科学会
  • 日本脈管学会
  • 日本循環器学会
  • 日本冠疾患学会
  • 日本冠動脈外科学会
出身大学
防衛医科大学(2003年卒)
小島 三郎
医長
小島 三郎 (こじま さぶろう)
専門分野
心臓血管外科全般
資格・専門医
  • 日本外科学会専門医
  • 心臓血管外科専門医認定機構 心臓血管外科専門医
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本心臓血管外科学会
出身大学
広島大学(2012年卒)
春日 健介
医員
春日 健介 (かすが けんすけ)
専門分野
心臓血管外科全般
資格・専門医
  • 日本専門医機構認定 外科専門医
  • 心臓血管外科専門医認定機構 心臓血管外科専門医
  • 日本脈管学会脈管専門医
  • 腹部大動脈ステントグラフト指導医
  • 胸部大動脈ステントグラフト実施医
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)実施医
  • 厚生労働省 臨床研修指導医
  • 臨床研修副プログラム責任者
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本心臓血管外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本血管外科学会
  • 日本脈管学会
  • 日本循環器学会
  • 日本冠疾患学会
  • 日本経カテーテル心臓弁治療学会
出身大学
滋賀医科大学(2016年卒)
清水 元就
専攻医
清水 元就 (しみず もとなり)
専門分野
外科一般
資格・専門医
  • 緩和ケア研修会 修了
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本心臓血管外科学会
  • 日本血管外科学会
出身大学
高知大学(2022年卒)

概要

当院心臓血管外科では、心臓大血管から末梢血管に至るまで、幅広い領域に対し外科治療を行っております。

  1. 1,「no refusal policy(どんな時でも絶対に断らない)」

    心臓血管疾患の中には、急性大動脈解離や大動脈瘤破裂など一刻の猶予も許さないものが多くあります。我々は24時間365日決して断ることなく対応、必要であれば速やかに手術を行います。

  2. 2,それぞれの患者様に合わせた最適な治療を提供

    ステントグラフト手術(カテーテルを用いて動脈瘤や解離を治療する方法)は、2021年2月にハイブリッド手術室が稼働開始して以来大幅に治療件数が増加し、現在では関西屈指の手術件数を誇ります。また、2026年4月からは大動脈弁狭窄症に対するTAVI(カテーテルを用いて弁を置換する方法)も施行可能となりました。こういった低侵襲治療も同一チームで行っているため、患者様に合わせた最適な治療選択肢を提示することが可能です。

  3. 3,心臓血管センターで内科や集中治療科とも連携

     2021年4月より循環器内科および集中治療科と共に心臓血管センターを開設しています。循環器内科と連携することで、カテーテル治療も組み合わせた幅広い治療を可能としています。また集中治療科の存在により、特に重症例や術後において非常に高度な集中治療の提供が可能となっています。

 特に心臓や大動脈の病気はあっという間に状態が悪化することも多く、患者様や御家族様の不安は大きなものになります。その不安を少しでも軽減して治療に臨み、できるだけ早く元の生活に戻って頂けるよう、我々スタッフは常に最善を尽くして参ります。いつでもお声かけ下さい。

受付時間

受付時間:午前8時~正午
診察時間:午前9時~

※「★」は、初診の受付は行っておりません。諸事情により予告なく変更になる場合があります。必ず院内掲示をお確かめ下さい。

午前診

 
9:00~12:00 × 薦岡・春日 × 春日・小島 × 酒井(第2・4)
・小島

午後診

 
血管外科外来
13:00~15:00 × ★薦岡 × ★春日 ×

★:予約のみ

※火曜日、木曜日は2階外来ブース、土曜日は1階外来ブースで診察を行います。

手術実績

心臓血管手術 症例数

全心臓血管手術(重複例あり) 2017 年 2018 年 2019 年 2020 年 2021 年 2022 年 2023 年 2024 年 2025 年
1.先天性心疾患 2 1 4 2 0
2.弁膜症 9 9 43 56 58 50 50 46 42
3.冠動脈疾患 18 5 21 36 41 47 23 22 17
4.大動脈(胸腹部以上) 14 6 17 53 68 51 72 75 90
5.大動脈(腹部骨盤) 37 18 41 59 57 64 61 91 86
6.末梢血管 14 11 16 58 75 69 48 56 56
7.不整脈 , 腫瘍 , その他心臓 1 2 2 9 37 24 24 38 61
8.静脈瘤その他 50 34 56 73 50 54 79 85 85
合計件数 143 85 198 345 390 359 357 415 437

心臓・弁膜症疾患

冠動脈疾患

心臓の筋肉に栄養を供給する冠動脈に動脈硬化が生じ、血流が低下することで起こる虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)に対する外科治療として、冠動脈バイパス術を行います。循環器内科とも情報を共有し、カテーテル治療が困難と考えられる病変を有する場合(左主幹部病変や重症三枝病変など)は、冠動脈バイパス治療の適応となります。

手術は基本的に人工心肺を使用しますが心臓は動いたままで行い、グラフトは基本的に内胸動脈(肋骨の裏側を走る動脈)と大伏在静脈(足の静脈)を使用します。ただ、患者様の年齢や状態によっては、人工心肺を使用しない方法(OPCAB)や他のグラフトを使用するなど、患者様にとってベストな術式を選択致します。

グループ疾患ページへ >>

心臓弁膜症

心臓の中には、それぞれの部屋を区切るように、血液の逆流を防止する4つの扉=「弁」(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁)があり、この「弁」にトラブルが起きたもの弁膜症と呼びます。トラブルにも、「弁」が石灰化などで硬くなって動きが悪くなる「狭窄症」と、「弁」の建付けに異常を来しきちんと閉まらなくなる「閉鎖不全症(逆流症)」があります。

大動脈弁の異常や僧帽弁の狭窄症に対しては、基本的に人工弁に付け替える弁置換術を行います。一方で、僧帽弁や三尖弁の閉鎖不全症については、弁形成術(患者様の弁は温存可能)を選択することがほとんどになります。

人工弁には、機械弁生体弁があります。機械弁は寿命が長く、しばしば若年の患者様に使用しますが、終生ワーファリン(血を固まりにくくし血栓を予防する)を飲み続ける必要があります。生体弁の場合は15年程度の寿命になりますが、ワーファリンを飲み続ける必要はありません。

また術式にもよりますが、患者様の解剖学的条件が問題なければ、御希望により小開胸心臓手術(MICS)での施行も可能です。術式や人工弁の選択については、患者様の年齢や背景を考慮し、術前に十分に説明の上患者様と相談して決定致します。

グループ疾患ページへ >>

大動脈弁狭窄症に対するTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)

臓弁膜症の中でも大動脈弁狭窄症の患者様には、従来、開胸し心臓を止めて行う大動脈弁置換術が行われてきました。しかし近年、カテーテルを用いて大動脈弁を入れ替える手術(TAVI)が多くの病院で施行されるようになり、当院でも2026年4月から施行可能となりました。既に当院でTAVIを行い元気に退院された患者様もいらっしゃいます。

  1. 1, 傷が小さい

    手術は全身麻酔で行いますが、鼠径部(足の付け根)を刺して治療を行うため、従来の心臓手術のような大きな傷は残らず、小さな傷は数日で治ります。

  2. 2, 術後の回復が早い

    手術当日夕食から普段通りお食事を食べて頂けます。また手術翌日からはいつも通り動いて頂くことが可能で、特に合併症がなければ術後3日目に確認のエコー検査を行い、血液検査も問題なければ、入院から1週間かからずに退院も可能です。

  3. 3, 術後ワーファリンの内服は不要

    開胸での弁置換術と異なり、術後に血栓をできにくくするワーファリンの内服は必要ありません。

  4. 4, 弁の寿命が来ても、再びカテーテルでの治療が可能

    入れ替える弁にも寿命がありますが、再治療が必要となっても、再度カテーテル治療で対応することが可能です。

当科スタッフにはこの治療法の指導医、実施医もおり、これまで他院にて数多くの治療経験もあるため、安心してお任せいただければと思います。

その他の心臓疾患

心臓の弁(心臓の部屋の境界にある扉)に菌の塊が付着する 感染性心内膜炎や、 心臓内腫瘍(左房粘液腫など、良性の腫瘍ではあるが、弁の間にはまりこむ(=嵌頓)と突然死する可能性がある(=機能的悪性))、心筋梗塞治療後に起こり得る合併症( 左室破裂心室中隔穿孔左心室瘤乳頭筋不全による急性僧帽弁閉鎖不全症)などの心臓疾患にも対応可能です。緊急性を伴うものであれば24時間365日いつでも手術を行います。

大血管疾患

大動脈解離

高血圧や喫煙などによる大動脈の壁へのストレスにより、ある時突然大動脈の内側の壁に裂け目が生じ、そこを起点として血管の壁が裂けていく病気です。突然死の原因でもあり、発症後刻一刻と死亡率が増加する恐ろしい病気です。

心臓に近い大動脈に解離が起こる「A型急性大動脈解離」基本的に全例緊急手術が必要です。また心臓から離れた大動脈に解離が起こる「B型急性大動脈解離」は基本的に集中治療室で痛みや血圧の管理を行い緊急手術は不要ですが、足やお腹の血流低下を伴うことがあり、その場合は緊急手術を要します。

当院ではいずれの場合でも24時間365日決してお断りすることなく緊急手術に対応しています。2025年から集中治療室の改修および病床拡張、また集中治療科スタッフの充実も進み、術後も万全の体制で可能な限りの治療を行います。

残存した大動脈解離は、時に時間を経て血管が膨らみ解離性動脈瘤となり、改めて大きな手術を要することになる場合があります。当院では血管が膨らむことを未然に防ぐためのステントグラフト治療も積極的に行っております。

グループ疾患ページへ >>

大動脈瘤

高血圧や喫煙などを背景に、大動脈が部分的に拡大したものを大動脈瘤といいます。発症する場所によって胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤などと呼び分けます。基本的には無症状ですが、大きなものや形が悪いものは破裂や解離を起こす可能性が高く、ひとたび破裂すると場合によってはその場で死に至ることもある恐ろしい病気です。

多くの患者様は、健診でのエコー検査や、他の疾患で撮影したCTで偶然発見され、心臓外科に紹介となります。ただ、先述の通り、破裂して救急車で搬送される方もおられ、その場合は緊急手術を行います。

動脈瘤の治療は、開胸または開腹手術による人工血管置換術と、鼠径部(足の付け根)からカテーテルを用いて行うステントグラフト内挿術の2種類があります。人工血管置換術は、胸またはお腹を開けて動脈瘤を露出し切り取って、人工血管に付け替える方法です。体への負担は大きいですが、根治的(瘤を無くしてしまう)な治療です。一方でステントグラフト内挿術は、カテーテルを用いて瘤に内張りを入れることで、瘤が大きくなるまたは破裂することを防ぎます。体への負担は少なく短期入院での治療が可能です。

治療法は、患者様の年齢や瘤の場所、経常などから総合的に判断します。当院ではいずれの治療も同一のスタッフで相当数行っており、患者様にとって最善の治療を提供致します。

グループ疾患ページへ >>

● 大動脈瘤の3DCT

● ステントグラフト内挿術のイメージ

末梢血管疾患

急性動脈閉塞症

脱水や不整脈が原因で動脈内に血栓ができてしまい、それが足の血管に詰まる病気で、一刻を争います。治療が遅れると足の壊死が進み、場合によっては最終的に足の切断を余儀なくされたり、命を落とすことがあります。

時間との勝負でもあるこの病気ですが、当院では24時間365日手術可能です。患者様の足と命を救うため、循環器内科の医師によるカテーテル治療も組み合わせて、可能な限り迅速に治療を行います。

グループ疾患ページへ >>

下肢閉塞性動脈硬化症

糖尿病や喫煙などを背景に、足の動脈硬化が進み、血管が細くなり血流低下を招きます。その結果、歩くと足が痛くなる(間歇性跛行といいます)、足にできた傷が治りにくいなどの症状を来し、場合によって日常生活に大きな影響を及ぼしてしまう慢性疾患です。

当院では足の血管の治療経験が極めて豊富な循環器内科、足の傷の治療に強い形成外科と強固に連携しており、心臓外科での血管形成術やバイパス手術と、内科でのカテーテル治療を組み合わせたハイブリッド治療から、術後しっかりとした傷の管理まで、力を合わせ積極的に行っております。

下肢静脈瘤

こんな足の症状はありませんか?

  • むくみやすい、疲れやすい、だるい、痛い、痒い
  • よくこむら返りをする
  • 血管が浮き出ている
  • 血管がボコボコと膨らんでいる
  • 皮膚が黒ずむなどの変色

治療法

エコー検査をもとに、個々の患者さんに最適な治療方法を選択します。

■圧迫療法

弾性ストッキングとは、医療用の下肢静脈瘤の治療を目的としたストッキングです。
血管内治療、ストリッピング術が困難な場合や症状が軽度である場合、またはふくらはぎなど足のむくみを改善したい場合に使用します。
病態によって、その他の治療方法と組み合わせて治療します。

■硬化治療

静脈瘤に薬剤(硬化剤)を注入して血管をつぶして退化させる方法です。
比較的軽症な段階(クモの巣状、網目状の中程度の静脈瘤や局所の静脈瘤)に有効です。
痛みが出にくく注射のみで10分程度で治療が終わります。

■ストリッピング術

下肢静脈瘤の治療方法で血管内治療が実施される以前に主流であった施術方法です。静脈瘤となった血管を抜き取るため身体への負担が大きく血管周囲の組織にもダメージを与えてしまいます。術後の痛みや腫れが大きく入院が必要となることもあります。

■血管内治療

発症している血管内にカテーテルを挿入し患部の逆流している静脈を塞ぐ手術方法となるので、皮膚を切開する必要がなく傷口が小さくて済み術後の副作用もありません。治療時間も30分程度で日帰りでの治療が可能です。
のが改善が期待できます。

治療の流れ

初診(他院からの紹介状があればスムーズです。)

問診 診察 弾性ストッキングのサイズ測定
エコー検査(エコー検査結果によって、上記の治療法から最適な治療方針を決定します。)

手術の場合

手術日(毎週火曜日*午前)
基本的に外来日帰り手術となります。
術前検査を含めて検査を行い、手術の日程調整、手術説明をします。
基本的に手術日まで受診の必要はありません。(潰瘍や蜂窩織炎がある場合には定期的に受診して頂きます。)

術後

血管内治療を行った場合は、その週の木曜日または土曜日に来院して頂き、エコー検査と診察を受けて頂きます

日常生活の注意点

症状のある方は、症状を軽くするために以下のことに気をつけ、なるべく脚のうっ血が起こらないように心がけてください。

  • ① 長時間じっと立ったり、座り続けることは避けましょう。
    脚がだるくなったら短時間でも横になり、脚を心臓より高くできれば理想的です。
  • ② 弾性ストッキングを着用しましょう。
    弾性ストッキングは足首部の圧迫力を最大に脚の付け根に向って弱くなっています。脚にあったストッキングを毎日(日中のみ)履き続けることが大切です。
  • ③ ねる時は脚を高くして寝ましょう。
  • ④ 脚を清潔に保ちましょう。
    静脈瘤があると血液の循環が悪く、皮膚炎などを起こしやすくなります。
    ストッキングも洗い替え用として2組以上もっていると便利です。
  • ⑤ 適度に運動するようにしましょう。
  • ⑥ 太りすぎに注意しましょう。

下肢静脈瘤手術 料金表

4月から診療報酬の改定により、ほぼ同一料金となりました。

下肢静脈瘤手術(抜去切除術) ※片足 

内容 診察料+手術前検査+手術+薬剤
料金 3割負担 約39,000円

下肢静脈瘤血管内焼灼術 ※片足

内容 診察料+手術前検査+手術+薬剤
料金 3割負担 約39,000円

※クリックすると徳洲会グループのサイトにリンクします。