肝臓外科
担当医のご紹介

- 顧問・肝臓センター長
- 松田 康雄 (まつだ やすお)
- 資格・専門医
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- 大阪大学医学博士(No.7920)
- 日本外科学会専門医・指導医
- 日本消化器外科学会指導医
- 日本超音波医学会専門医・指導医
- 出身大学
- 岐阜大学

- 副院長・肝臓外科部長
- 木村 拓也 (きむら たくや)
- 専門分野
- 肝臓外科 胆膵外科 移植外科 内視鏡外科 栄養管理 マイクロ血管吻合
- 資格・専門医
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- 日本外科学会 認定医・専門医・指導医
- 日本消化器外科学会 専門医
- 日本小児外科学会 専門医
- 日本肝臓学会認定 肝臓専門医
- 日本移植学会 認定医
- 日本病院総合診療学会 認定医
- 緩和ケア研修会 修了
- 日本肝臓学会暫定指導医
- 所属学会
-
- 日本外科学会
- International Pediatric Endosurgery Group
- International Pediatric Transplant Association
- 日本移植学会
- 日本肝臓学会
- 日本肝胆膵外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本周産期・新生児医学会
- 日本小児外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器病学会
- 日本静脈経腸栄養学会
- 日本超音波医学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本病院総合診療医学会
- 日本臨床腫瘍学会

- 医長
- 井上 雅文 (いのうえ まさふみ)
- 専門分野
- 肝臓外科
- 資格・専門医
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- 日本外科学会 専門医・指導医
- 日本消化器外科学会 専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
- 日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
- 日本肝臓学会 肝臓専門医
- 緩和ケア研修会 修了
- 所属学会
-
- 日本外科学会
- 日本肝臓学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本臨床外科学会
- 日本臨床腫瘍学会

- 医長
- 藤井 貴子 (ふじい たかこ)
- 専門分野
- 肝臓外科
- 資格・専門医
-
- 日本外科学会専門医
- 日本肝臓学会専門医・指導医
- 日本消化器外科学会専門医・指導医
- 日本がん外科治療認定医
- 日本移植学会移植認定医
- 日本がん治療認定医機構認定医
- 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
- 下肢静脈瘤血管内治療実施医
- 所属学会
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- 日本外科学会
- 日本肝臓学会
- 日本消化器外科学会
- 日本移植学会
- 日本化学療法学会
- 出身大学
- 東京医科歯科大学

- 医員
- 豊田 甲子男 (とよだ かしお)
- 専門分野
- 肝臓外科一般
- 資格・専門医
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- 日本外科学会専門医
- 日本救急医学会専門医
- JATECコース 修了
- SSTTコース 修了
- 所属学会
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- 日本外科学会
- 日本救急医学会
- 出身大学
- 近畿大学

- 医員
- 中多 靖幸 (なかた やすゆき)
- 専門分野
- 肝臓外科
- 資格・専門医
-
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医・指導医
- 消化器がん外科治療認定医
- 日本肝臓学会専門医
- 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本がん治療認定医機構認定医
- ダヴィンチサージカルシステム術者資格認定
- 所属学会
-
- 日本肝胆膵外科学会評議員
- 日本外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本肝臓学会
- 日本内視鏡外科学会
- 出身大学
- 近畿大学
診療内容(主な疾患)
当科の診療内容は、肝臓のみならず、胆嚢、胆管、膵臓などの腫瘍(主に悪性腫瘍)の外科的治療が主体であります。
治療対象の主たるものは原発性肝がん(肝細胞がん、胆管細胞がん)でありますが、次が大腸がんの肝転移であります。胆道がんの主体をなすものは胆嚢がんであります。また、膵切除(膵頭十二指腸切除、膵体尾部切除)の主体をなすものは膵がんと下部胆管がんであります。
治療方法の主体は、手術療法となりますが、肝臓癌に対しましては、その他ラジオ波凝固療法、肝動脈塞栓術など種々の方法を組み合わせた治療が行われます。
特に、ラジオ波凝固療法は、他の多くの施設とは異なり、当院では全身麻酔下に施行しております。この方法は、治療中にまったく痛みを感じないため大変好評であり、同時に治療効果も良好であります。
がん根治のためには早期発見、早期治療が基本となります。
当科では総合的画像診断による肝胆道癌の早期診断も含めた診療を行っております。特にソナゾイドという静脈注射用の超音波造影剤を用いた造影超音波検査を画像診断に組み入れることにより、外来にてより簡便かつ精密な検査を行うことができるようになっております。この造影剤使用により、肝腫瘍の診断能が飛躍的に改善されるだけでなく、転移性肝がんの検出率がダイナミックCTを凌駕するようになってまいりました。
また、術中にもソナゾイド造影超音波検査を併用することにより、術中における更なる腫瘍の精査および過不足のない適切な肝切除範囲の決定に役立てており術後成績の改善に努めております。
肝細胞がんは術後再発率の非常に高いがんであり、良好な長期予後を得るためには再発の早期診断と有効な治療が重要であります。そのために肝がん術後経過観察のための外来パスを作成し再発の早期発見に努めております。