072-993-8501(代表)

〒581-0011 大阪府八尾市若草町1番17号

■午前診8:00~12:00/ 診察9:00~

■午後診診療科により異なります(外来予定表参照)

■夕 診16:30~19:00/ 診察 17:00~

 072-993-8501(代表) 〒581-0011 大阪府八尾市若草町1番17号
■午前診8:00~12:00( 診察 9:00~
■午後診診療科により異なります(外来予定表参照)
■夕 診16:30~19:00( 診察 17:00~

診療科・部門紹介

ICTチーム(院内感染対策チーム)

目的

院内感染防止のため、現場における実践チームとして活動

活動内容

感染対策室と協同で以下の活動を実施する。

  • システムの構築と運営
  • サーベイランスの実施
  • 教育の実施および評価
  • 感染防止技術の検討と導入
  • 職業感染防止対策の推進
  • コンサルテーション(相談)の実施と介入
  • 療養環境における衛生管理への指導
  • 院内保育室の保育環境における衛生管理の指導
  • 院内ラウンドの実施 院内感染防止対策の実施状況の把握・指導
  • 学会・研究・研修への積極的な参加

組織

委員は15人程度とし、次の職種で構成する。
*医局、看護部、臨床検査科、薬剤科、栄養科、リハビリテーション科、臨床工学科、放射線科

ICT委員長挨拶

病院感染対策の充実のためには、医師、看護師、薬剤師、検査技師など多くの職種の協力が必要であり、それらを統合するICCと現場の第一線で活動する私たちICTのチームワークにかかっています。これらの組織が有効な機能を発揮するためには、各職種が個々の役割分担を明確にし、状況に応じて各専門分野の委員がリーダーシップを発揮することが求められています。

ICTでは他施設との地域連携(ネットワーク)により院内のみならず地域における感染対策にも寄与しています。

チーム医療から考える各職種の役割とは

医師

ICTが最大限の力を発揮するために、チームにおける各職種の役割を理解すると共に、感染制御に関する専門的知識を基にそれらを統合し、効果的な対策を実践することがICDの責務です。またあらゆる感染症に効果的な対策を講じ、患者様に安心・安全な医療を提供していくことです。

薬剤師

耐性菌の発現を防止するため、抗菌薬や消毒薬において適正使用への確認や助言を行っています。また薬物血中濃度モニタリング(TDM)を行い、それぞれの患者さんに応じた抗菌薬の投与設計を推奨することも大切な役割です。

臨床検査技師

微生物検査室には、院内の分離菌、耐性菌に関する情報が集積するため、ラボデータを解析し、分離状況の把握、集計、情報伝達をすること、またサーベイランスを実施し、アウトブレイクの可能性をいち早く察知することや、院内感染対策上重要な菌の迅速な検出、報告が大事な役割です。また半年に一度アンチバイオグラムを作成し、院内ネットワークに掲載することにより治療、診断の一助となるように努めています。

管理栄養士

ラウンドや委員会では、感染患者の栄養状態に関する情報提供や患者様の状態に応じた食事提供、経過記録の整備に携わっています。また部署では、栄養指導時の対応、入院患者食や衛生管理、食中毒予防の教育・指導を行っています。

臨床工学技士

臨床工学技士の業務は血液などの感染性物質、そして患者様と接触する業務が主となっています。 この様なことから、私たちや医療機器が感染源にならないように部署内で情報を共有し院内に情報を発信できるように心がけていきたいと思います。

理学療法士

ICTとリハビリテーション科の情報共有が一番大切です。リハビリテーション科のスタッフは患者様と接する機会が多い職のためICTに参加することで感染予防策の徹底や情報を共有し感染症の拡大を最小限に抑えることが重要と考えます。

看護師長

主に、院内感染防止技術の向上と職業感染防止を行なっています。また、各職種の委員が、専門性を発揮してICTで活動出来るように、働きかけることも重要な役割であると思います。

放射線技師

感染対策室

  • ICT委員 学会登録
  • 日本感染症学会
  • 日本環境感染学会
  • 日本医療マネジメント学会
  • 日本手術医学会
  • 日本手術看護学会

学術成績

  • 河内地域感染管理ネットワーク(KICN)の一年間の活動報告
    渋谷豊克
  • 職員を対象とした流行性小児ウイルス感染症に対するワクチンプログラムの再構築~第1報~
    渋谷豊克、瓜生恭章、大里恭章、小原真栄美、鬼束美紗絵、崎山昌代、萩原一江、山根宣子、横山靖典
  • ESBLおよびMBL同時産生Klebsiellapneumoniaeによるアウトブレイクへの介入
    渋谷豊克、瓜生恭章、大里恭章、小原真栄美、鬼束美紗絵、崎山昌代、萩原一江、山根宣子、横山靖典
  • 当院の看護職員に対する手指衛生の実態調査と課題
    山本優里、渋谷豊克
  • 抗菌薬届出制導入における使用量の変化
    横山靖典、渋谷豊克、大里恭章
  • 在宅患者への感染対策の充実に向けたケアバンドルによる取り組み
    松本靜香、渋谷豊克
  • 在宅患者への感染対策の充実に向けたケアバンドルによる取り組み
    松本靜香、渋谷豊克
  • 医療・介護・福祉施設と在宅における地域感染管理の推進
    横山靖典
  • メタロβラクタマーゼ産生菌によるアウトブレイク事例に対するICTの教育的介入
    渋谷豊克、前野舞、横山靖典、鬼束美紗絵
  • 当院におけるESBL産生菌の分離状況
    鬼束美紗絵、前野舞、渋谷豊克
  • 当病院の看護師における感染対策の基礎知識の現状と課題
    小原真栄美、崎山昌代、渋谷豊克
  • ICTリンクナースの自立を目指した感染対策プログラムの導入
    山本優里、渋谷豊克
  • 当病院での耐性菌検出患者に対するファイリングシートの有効活用
    山根宣子、渋谷豊克
  • 視覚的情報による病棟スタッフの手指衛生に対する意識向上への取り組み
    渋谷豊克、中口愛美
  • 職員のオセルタミビル予防内服における服薬意識過程調査
    横山靖典、渋谷豊克
  • 当院におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌の分離状況
    前野舞、鬼束美紗絵、渋谷豊克
  • 角化型疥癬を初発とする疥癬アウトブレイクへの対応
    渋谷豊克
  • 放射線科の高頻度手指接触表面におけるMRSA汚染調査
    川口薫、鬼束美紗絵、渋谷豊克、前野舞
  • 外来トイレのMRSA・ESBLs産生菌の汚染調査
    鬼束美紗絵、渋谷豊克、前野舞、川口薫
  • ICUにおける手指衛生遵守率向上に向けた取り組みの効果
    萩原美香
  • 当院職員における健診項目の見直しによるワクチンプログラムの再構築
    前野舞、鬼束美紗絵、渋谷豊克
  • カンジダ血症に対するASTラウンド介入効果と課題
    横山靖典、里岡達哉、森田幸男、前野舞、鬼束美紗絵、渋谷豊克、大里恭章
  • A病院リハビリテーション科スタッフにおけるユニフォームの汚染状況
    中村竜大、渋谷豊克、前野舞、鬼束美紗絵
  • 当院放射線科における環境清掃用クロスを用いた清掃意識の向上を目標とした取り組み
    川口薫、鬼束美紗絵、渋谷豊克、前野舞
  • 当院における血液培養採取基準を導入した成果
    萩原美香、渋谷豊克、前野舞、鬼束美紗絵
  • 当院で検出された侵襲性肺炎球菌感染症について
    前野舞、鬼束美紗絵、川口薫、横山靖典、渋谷豊克